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海洋博物館 


地下鉄中央線コスモスクエア駅下車。外階段からドーム型の屋根が見えた。駅から「なにわの海の時空間」まで650m、このまま海沿いを散策しながら歩けばちょうど良さそう。



人の気配のない駅だと思ったが、反対側には高齢の釣り人多数。
巨大なタンカーが入港する方向には、海遊館と観覧車、橋の左側にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンが見える。
夏休みの週末だというのに、なにわの海の時空間方面へ歩いているのは私たちだけ。まさか、館内ガラガラ?



入り口に到着。あ、良かった、人がいた!…ん?スーツ姿の若い人。フリフリのミニスカの人もいる。髪がシルバー?写真撮ってる?ああ、コスプレの撮影か……



広いエントランス棟に入っても、私たちだけ。
窓の向こうに海に浮かぶガラスドームが見えた。見える範囲に通路はない。エントランス棟には地階行きのエラベータが2機、地下を通ってドームの中に渡るらしい。



窓口で招待券を入場券に引き換えた。(中学生以下無料)
渡されたのは紙券ではなく、古銭風のコイン「時空通寶」を4人分。
「うわっ、これ何?昔のお金?すごーーーい!!!」 るーと驚嘆。
受付窓口から数歩のところの改札にコインを入れてハイ、サヨナラ。
「え?さっきのお金、もう出てけーへんの…?」 るーと落胆。
凝ってはいる。いるけれど、演出がもったいない。もっと引っ張って楽しませたらいいのに。こういう所にこそ大阪的発想を入れ込めないか?

エレベーターではたまたま他の客と乗り合わせることになった。
るーと「・・・・」 あぶ「・・・・」
同乗のお三方、それぞれ赤・青・黄の三原色ヘアスタイル。ファッションも異次元的。外で見かけたのとは別のグループだ。
あぶを見て「かっわいい♪」「ごめんね~、こんな格好で怖いよね。大丈夫よ」と気遣ってくれる。そういうところは、小さい子好きの優しいお姉さん。「イベントか何かあるんですか?」と聞いてみた。「撮影会なんです」「ああ、撮影会…」 “会”ってことは、少人数ではなく大人数???



エレベータを降りると、“撮影会チーム”が1組、2組……
人がいない瞬間を狙って、海の中の地中道をパチリ。一般客は流動的だが、撮影会のグループの方々は同位置でアングルを変えて撮り続ける。先方も通行人があるたびに「すみません」と撮影の手を止めたりと謙虚だが、それでもやっぱり気を遣う。



青いトンネルの先は天窓水族館となっていて、天井の明り取りの窓から大阪港の魚やヒトデがシルエットで見える。「うわぁ~…」と呆けながら見上げていると、被写体に加わってしまったりするので注意が必要。



ドーム型の展示場1階に上がると、巨大な船底が見えてきた。
「へえー!展示用に作った船やろか?」
「どうやって入れたんやろね?船が先でドームが後?」
答え⇒『帆船と船』『時空間ができるまで』
(なにわの海の時空間HPより)



2階からは浪華丸の内部に入ることができる。新登場だというバーチャル解説員のトークを1、2分聞いた後、ヘルメットを装着して、いざ船内へ!……階段を下りて少し歩いてまた上って終わり。あれっ、短っ!ライト付きのヘルメットが用意されているから、ドキドキワクワク探検が待ち受けているかと思いきや。10年前に大阪湾で試験帆走したとは思えないピカピカの帆船だけれど、立派なだけに勿体ない感じ。



それぞれの展示室もすいている。
「これ昔の大阪の地図なん?へー!海にこんなに帆船があったんや」
「船の形ってすっごい昔はバナナみたいやってんねー」
るーとは小1なりに興味を持ったところを感心している。
あぶは押せるスイッチは全部押し、光るところは全部光らせたいといった遊び感覚100%。出入り口の床パネルに長時間座りこんでも邪魔にならないのはありがたかった。混雑施設なら即NGだ。

「菱垣廻船、なつかしい!社会でやったな~、試験も出たな~」
大人はそこそこ楽しめる。大阪の川が作られた歴史も、現在の姿を思い浮かべて知るとさらに面白い。専門的な事柄も砕いて仕掛けパネル等でわかりやすくしてくれているが、内容を隅々まで見ていくにはしんどい量がある。かと言って、また次回来た時に続きを…というほどの興味は持てない。

昨夏の大阪市事業仕分けで廃止が決まった、なにわの海の時空間。入場者見込みが甘々で、毎年3億円の赤字とあって、廃止賛成が圧倒的だったそう。勿体ないだけで惰性運営は許されないが、これ以上の勿体ないを抑えた廃止の道を考えてもらいたい。それこそ大阪人の商魂をドドーンとつぎ込んだ転換を。
無茶を承知で希望をひとつ……展示の帆船浪華丸に乗って大阪港クルーズが出来るなら、今の大人600円の入場料の何倍してもリピーターになると思う。私なら。



4階には2箇所、フィギアヘッドの展示があった。
フィギアヘッドは『大型帆船などの船首につけられている守り神』との解説が。言われてみれば、遊園地のバイキングには人形が付いていたと思うが、オズ岸壁に停泊している「あこがれ」にも付いているそう。「あこがれ」は何度も見ているけれど、意識したことがなかった。



ティッシュ箱を積み上げたようなコンテナ船が通り過ぎて行った。
「どこの国から来たんやろうね」と、見えなくまるまで見送ったるーと。
後で調べると、台湾の外航船だと分かった。
大昔、なにわの海が賑わっていた頃のような港を見てみたいなぁ……

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