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鳥取県の山(1) 


夜のうちに大阪を出発して、岡山県内のPAで車中泊。
蒜山高原SAで目覚めの一杯と共に朝ごはん。分厚い瓶の飲み口が懐かしい。品名は「カフェ・オ・レ」になっているけれど、これは「コーヒー牛乳」と呼びたい。
るーとは給食の牛乳で慣れているので、「あ、このフタ、持つとこ付いてて開けやすい♪」とグビグビ。「牛乳のフタ開けるの難しいねん。開けようとすると、親指がずぼっと入ってしまうねん」と嘆いていた息子を励ました4月が遠い昔のよう。



ついでにSAで給油。赤白の派手なタオルで窓を拭いてくれるんやな~と思ったら、タオルではない給油表示をドアミラーに引っかけてられた。
「こんなん初めてや」と運転者のずむ君。ガソリンの入れ逃げ(泥棒)防止…ではないよね?接客中の合図かな?あとで「えー、ハイオクって言うたのにー」と揉めるのを防ぐため?



山間の米子自動車道を進んで鳥取県へ。
右手に白い帽子をかぶった、神々しい山が現れた。
「あれ、大山?」 「そやな、位置的にそうろな」
山陰は20年ぶり。どんな姿形の山だったか、すっかり忘れている。
「ダイセンのダイは大きいって漢字やろ?センは山やろ?山って、センとも読むん?」漢字学習の入り口に立ったばかりのるーとから質問が。大山以外に山をセンと読ませる場面を知らない。「辞典に載ってる読み方以外にも、特別な読み方というのが漢字にはあるんよ」「ふーん。じゃあ、仙台は?大山のダイとセンを反対にしたら、センダイになるけど、同じ漢字?」「んんん~、ちゃうな。仙台のセンは…」
もうすぐ7歳。興味の幅が広がってきて、質問も深くしつこい(苦笑)



高速を降りて、山の西側を走る。
「あれ大山?さっきと形が違うな」 「富士山みたい」
後に実家の母と話をしたら、こちらからの山姿が好きで、何度も大山に来ているということだった。(こんな身近に大山通がいたとは…)



大山のふもとの『森の国』に8時半到着。オープンは9時だが、中の広場で遊んでいる子供がかなりいる。
「もう入れるんとちゃう?」「いや、あれは、キャンプ利用者やろ」
テントを張って滞在するプランの家族は、朝一から遊び放題のようだ。「早く入って遊びたい~~~」「こーえん、こーえんッ!はやく、こーえん、いきたい!!!」柵越しに眺めながら、るーとがウズウズ、あぶがグズグズ。しびれが伝わったのか、10分早く開場された。それ、行けー!

森の国 入場料:中学生以上800円・4歳以700円・愛犬500円
「えー!犬もお金取るんやて!」と声を上げた年配女性がいた。腕の中には小型犬。「いるって言うんやから払わなアカンで」連れがなだめると「払わん言うてへんで。払うけどやな、びっくりしただけやん。この子が500円て」との返し。ドッグランがあるので、利用料としての入場料が設定されているのだろう。「犬」ではなく「飼犬」でもなく「愛犬」なんやな~と、関西弁のオバチャン軍団の後ろから料金表示を眺めた私。



緑いっぱい、敷地いっぱい。広いけれど見通しがいいので、少々別行動をしても、はぐれない安心感がある。すいているうちに、人気のありそうなスライダーで遊んでおこうとソリを借りたが、3回目の滑走でバランスを崩したるーとが転倒、怪我はなかったが予想外の“痛い思い”に、スライダーをやめてしまった。見ていたあぶまでも「るーとくん、ドーンこけた。エーンエーンなった。あぶたん、やめる」と便乗挫折。
えええー!?30分300円のレンタルソリ、あと半分以上残ってるのにもったいない!ずむ君と交代で滑ってみたけれど、るーと達の冷ややかな視線を受けながらでは楽しさも半減。盛り下がったまま、予約を入れていた体験プログラムに移ることにした。

…あっれー?おっかしいなー。
予定では、楽しい旅の第一歩を踏み出しているはずなのに(@_@;)

前々日に宿を予約し、森の国の体験プログラムの空きを確認するという慌ただしさ。「空いてるんですか?なら、大人1名と子供1名でお願いします!」と申し込んだ、『カブトムシ・クワガタ採集』。マイクロバスで採集ポイントに移動し、餌のしかけのない自然の雑木林で昆虫を探すというプログラム。所要時間1時間半~2時間。現地で支払う段になって初めて、値段の高さが引っ掛かった。参加費1人2500円!私とるーとで5000円!!!その辺の茂みで勝手に虫を探すのなら0円、プライスレス……
現地での申し込み者も多数あって、マイクロバスは満席になった。
決意した以上は、期待を膨らませるしかない。「5000円、5000円……」
それでもしつこく樋口一葉札が頭を回りながら、森の国を出たマイクロバスに揺られること約10分。

『秘密のポイント』という場所に停まったバス。人気のない山奥ではなく、近くに民家や農作業中の田畑もある場所だ。あの人たちに、「1人2500円で虫捕りに来たんです」と打ち明けたら、どんな顔をするだろう。想像して苦笑。こらこら自分、始める前から後悔するな!
見つけ方、捕まえ方の指導を受けた後、採集のリーダー1名に率いられ、一行はぞろぞろと雑木林の中へ……
最初のポイントではやぶ蚊に刺され、鋭い葉に手を傷つけられて、ますます意気消沈のるーと。せっかくリーダーが「ほら、あそこの木の根元をよく見て!」と虫がいる場所を教えてくれても、積極的な子供に先を越されて1匹も捕獲できず。3匹、4匹、5匹と順調にカブト・クワガタを捕獲している親子もいる。


次のポイントに移動し、気を取り直して頑張ろうとした矢先、るーとが浅い川を渡るのに失敗して、ぬかるみに膝までドボン!!!
「くつの中も水いっぱい入ってるぅ~、ズボンも濡れて、どうしたららいいのよぉぉぉ~」メソメソ泣き出して虫採りどころではなくなった。

……これで5000円!?冗談ちゃうで!!!

「泣かんとよう聞き!ズボンも靴もびしょ濡れで気持ち悪いな?でもそれって、これ以上濡れようがないってことやで。川でも藪でも濡れ放題、汚れ放題、どこでも歩ける。無敵やで!!!」
「……川も靴のまま入っていいん?」
「そりゃそーやん、こんだけ濡れてるんやもん、なんでもOKや!そんでカブトもクワガタも採ろう!」
「うん。採りたい。ゼロ匹は嫌や」



開き直ったるーとは、リーダーからアドバイスをもらい、ノコギリクワガタのオス1匹を捕獲することが出来た。
「うわ~、川、冷たくて気持ちいい~~~♪」 「発見した!顔の所に来る草は、ひじのとこで押しながら歩いたら痛くないわ!」
どこでも歩ける特権を手に入れたとたん、逞しさを見せたるーと。
吹っ切れた後は笑顔が続く。最後の最後で持ち直して良かった。

2時間後、森の国に帰ってから、捕まえたカブト・クワガタを集めて全員で等分にした。私とるーとで2匹。
夜行性の昆虫を、日が高くなる時間帯に捕獲するのは難しい。参加費は高かったけれど、いい経験にはなったかと。参加していなければ、あの時間にあの場所で2時間も虫を探そうとは思わないもの(^へ^;)



午後はもうひとつのプログラム、バウムクーヘン作りに。
こちらは、1セット(4人分)2500円で、バウムクーヘンを生地から作るというもの。虫捕りよりは納得価格だ。



あぶが短時間昼寝でグズグズ炸裂。私にベッタリで離れない。
「ぐるぐる~っと混ぜてみる?」「いややーっ、抱っこ、抱っこぉ~~~!」
誰だ、バウムクーヘン作りなら、あぶも楽しんで参加できるんちゃう?なんて言ってたのは……
仕方なく、製菓はずむ&るーとの男チームに任せることに。



アルミにかけた生地が絡むまでは、「こんなんで丸くなるんか?」と半信半疑だったが、根気よく続けてるうちに、ふっくら厚みがついてきた。
(2本同時進行)



焼き続けること1時間。(男チーム、ご苦労!)
竹からアルミごと引き抜き、中のアルミを絞って取り出して、自家製バウムクーヘンの完成~!厚みはないが、それなりに年輪ができている。
切り分け途中の欠片に、るーととあぶが飛びついた。「あったかい!おいしい!」グズグズ言いっぱなしだったあぶも“ごちそう”を前にニコニコ顔に。「どーなつ、おいちい♪」…ドーナツちゃうけどな(笑)
出来立てホクホクのバウムクーヘンは、最高のオヤツになった。



最後はアスレチックの初心者向け昆虫コースへ。夕立の後だったので、濡れて滑ってうまくクリアできないポイントもあったが、なんとか一通り回ることができた。2つのプログラムに約4時間費やしてしまったので、朝一から遊んでも時間不足感はぬぐえなかった。体力的には適度にヘロヘロだし、まあこんなところか(笑)
この日はペンションに宿泊し、翌日大山へ!

※鳥取県の山(2)に続きます。

コメント

■163様■

お犬様、出かけた先でよく見かけるようになったね~!
ペット=公共の場でも家族、ここ数年でグンと定着。
犬を飼ったことがないので、163さんとこのようなことは
なかったんだけど、以前(昭和)はそうだよね。
ペットホテルを利用するとか知人に預けるとかしないと、
総出で泊りの外出は不可能…
料金発生しても、堂々と犬を家族の一員として連れて行ける今は、
愛犬家にとって幸せな時代なんだろうな~と旅先で出会った
旅行中の飼い主を見て思ったわ(^^)

いいね~!!
涙あり、笑いあり…楽しい夏休み!
るーと君、色んな経験をして逞しく成長して2学期を迎える事でしょうね。

しかし世知辛い世の中ですな…
犬が居て出かけられない、とか、昔そんな家庭でしたわ、ウチ。
(犬を連れてく発想はなく、家族誰かが居残るor出掛けないって事。)
それが、今一緒に出かけれるが、家族の一員故、料金発生するんですね…

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