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大雨遭遇記 


幼稚園からの帰り道、大雨に遭ってしまった。
(幸い、あぶは自宅でずむ君と留守番)
傘を持たずにいた、るーとと2人、軒下で立ち往生するハメに。

バラバラとすごい雨音に、るーとはオロオロと半泣きに。
「どうしたらいいの?早く帰りたいのに、どうしたらいいの?」
雨宿りと呼べるほど、条件は良くない。
プレハブのひさしは50cmほどしかなく、既に雨で服は濡れている。
ずむ君に車で迎えに来てもらうか……
雨の中、走った方が早いだろうけれど……
軒から軒へと走り渡りながら少しずつ自宅までの距離を縮め、
あと500mほどの所まで来ている。さらに雨足が強くなった。
どうしよう、どうしよう、どうしよう!ケータイを握りしめて迷った。


「たーたん、寒い。帰りたい、帰りたい、もう帰りたい……」
「じゃ、走るか?」
「うん」
「今よりもっとビショビショに濡れるよ。それでもいい?」
「うん」
「よし、走ろう!抱っこしたるわ、特別や、おいで!」

泣きかけていたるーとが、ニッと笑って飛び付いてきた。
大雨の中、子供を抱えて走るなんて、私の人生で最後かもしれない。
そう思うと、よっしゃ来い、15kg!抱いて走ったる!という気になった。

顔面をしずくが滴る。ボトボトボトボト、前が見えない。
ダッダッダッダ!走る走る走る、両腕にパワーを集中させながら。
「たーたん、たーたん、たーたん!」
「んん?なに?」
るーとの声が明るい。雨のシャワーを浴びているのに明るい。
「たーたんの顔、ビッショビショよ」
「そらそーやん、雨やもん!雨に濡れたらビッショビショやん!」
「フフフ……、るーとくんの顔もビッショビショなんだけどな」
「そらそーや、雨に濡れたら、こんなんになるねん!頭も顔も
服も靴も、みーんなみーんなビッショビショになるねん!」
「フフフ……、なんか変やねぇ」
「ハハハ……、おっかしいなぁ、雨やのに傘も無くてなぁ」
「フフフフフフフフフフフフ」
「ハハハハハハハハハ」

「なんで、たーたん笑ってんのよ!アハハハハ!」
「るーとくんかて、笑ってるやん!アハハハハ!」


この後はもう、糸がぷっつり切れたように、ガハガハ笑いながら
るーとを抱いて走った。途中ですれ違った、傘を持たない女子中学生
数人のグループも、びしょ濡れになりながら笑い合っていた。
半端でなく降られたら、可笑しくて仕方なくなるのよね、人って。

「おかえり!お風呂沸いてるから、早く、早く!」
ずむ君に迎え入れられ、脱げるだけのものを玄関で脱いで、私と
るーとは湯船にドボーーーン。「ハァ~、ごくらく、ごくらく……」

↑写真は雨上がりの夕焼け。楽しかった一日、バイバーイ!

コメント

■空見様■

思い切ってずぶ濡れになってしまった方が、すっきりしますよね~。
いろんなモノが流れ落ちていくようで。
制服は濡れると後が大変ですが(^_^;)
私もよく叱られました(笑)

お久しぶりです

いいなぁ、幸せ親子ですね。(´ー`)

自分も雨に濡れるのは大好きです。
帰りにものすごい勢いで雨が降っているときは
カッパを着ていても濡れるので、言い訳ができます。
「カッパ着たけど、自転車置き場まで遠いなぁ。」
とか言って。カッパなんて着てません。
もちろんバレで叱られるんですけどね(笑)
風邪を引かないようにアフターケア(?)は
しっかりしています。

静けさそのものの音と
常温そのものの温かさと
生命そのものの香りと

雨のそんなものを感じながら
一人で心から微笑みながら

大きなのぼりとくだりの坂が
一つずつある通学路を
いつもよりゆっくりな自転車に乗って
                 
-空見-

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