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自分にハピバス 


アジサイの中に、小さな花畑を見つけた。
るーとを幼稚園に送り届けた後、学校の柵から歩道に飛び出すように
咲いていたアジサイを撮った。
今朝も「行かない」と言って泣いたるーとだったが、意を決して、
教室の先生に預けて帰ってきた。2時間後に迎えに行くと、
何でもないような顔をして、子供たちの中にるーとはいた。
私を見つけて「オーイ、ここだよ~」と、笑いながら手を振っている。
半ば無理やりではあったけれど、幼稚園復帰できた~~~!




今日は私の誕生日。
電話注文していたケーキを、散歩がてら家族3人で取りに行った。
「メッセージはどう入れますか?」「ロウソクは何本ですか?」
自分のケーキに、こっぱずかしいメッセージはお願いできなかった。
本当はストレートに「祝36歳」とか「三十路プラス6」とか
「四十路マイナス4」とか入れてもらいたかったのだけれど遠慮した。
ロウソクも6本。小さいケーキなので、大3本・小6本はさすがに
突き刺しすぎだと思って、遠慮した。
遠慮のかたまり&恥じらいの36歳。(なんじゃソレ)
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丸ごと大丈夫 

昼間、母から電話がかかってきた。
母の仕事場から。手を休めた時にかけてくれたらしい。
「月曜日のブログを読んでね……」
あっ、るーとが幼稚園に復帰できなかった、あの話か!
時々母もブログを読んでいることを知っていたけれど、こうして
改めて話題に出されると、“母の受け止め方”が気になった。
孫のるーとの丸ごとを可愛がってくれている母。
幼稚園が嫌だ、私と離れたくないという、るーとの気持ちに
沿え切れなかった私の態度に、心を痛めていやしないだろうか。
「あれ読んでから、胸のあたりがきゅっと痛くてね……」
あ、やっぱり!いつになくトーンが下がっている母の口調に、
無意識に「ごめんね」と謝っていた。

「ううん。わかるのよ。どっちの気持ちもわかるのよ。
幼稚園に行けなかったるーとくんと手をつなぎながらモヤモヤして
いるゆんちゃんの気持ちも、ただお母さんと一緒にいたいだけで、
にっこり笑って欲しいというるーとくんの気持ちも。どっちも
わかりすぎるほどわかってしまって、胸が痛いのよ……」

私が結婚して家を離れるまでは、母とはケンカやすれ違いが
多かった。世の中の母娘全てが、姉妹のように仲が良いわけでは
ない。仕方がない、母とはそういう関係しか持てないのだから、
そう諦めている私がいた。
今では、母との物理的な距離が、私にとって心地よい近さと
なっている。時々メールや電話をする。ブログでこちらの様子を
知ってもらっている。(子育てブログの方では、日々のるーとの
写真も見てもらっているので) 会うのは月に1度か2度ほど。
るーとが産まれて4年近く経つ。
母は、その間、一度も私の育児に口を挟んだことがない。
「これはこうするものよ」「そんなことしたらダメよ」などとは、
一切言わない。ふとした時に「あなた、るーとくんのことを
よく見ていて、いい子育てしてるなぁと思って見てるのよ」と、
笑って言うだけ。どこがどう“いい子育て”なのかはわからない
けれど、そんな母の言葉は、私にとってとてつもなく大きい。

その昔、子供時代を生きた人。その後、3人の子供を育てた人。
今では孫がいる人。その母が、私を否定することを言わない。
いいんだって。これでいいんだって。母の顔をしている私の日々
は、これでいいだって。そう思うと、ふうっと力が抜ける。
「丸ごと大丈夫」
10代20代、事あるごとに衝突ばかりしていた母が、今では
私に触れない距離から、見えない手で包んでくれている……
それを感じている時、私は子供の顔に戻っているかもしれない。

手抜きカレー 


近所にとても気さくな人がいる。(一回りほど年上の女性)
ちょっとした物を「これ、いる?あげるわ!」と、おすそ分けしてくれる。
先日バッタリ会った時は、なぜか手にしていたレトルトカレー2箱を
「2個しかないけど、あげる!」と、答える間もなく私の手に握らせて
きた。最初は、ありがとうと何度もお礼を言ったり、機会さえあれば
おすそ分け返しをしようとしていたけれど、どうも彼女はそういう
ことは望んでないらしい。
「あげたいからあげるねん。お礼なんかいらんねん。いらんかったら、
言うてくれたらいいから」と、本当にただそれだけのよう。
あげるのが好きな人なんだ~というのがわかってから、その場の
「ありがとう」だけで、もらいっぱなしに甘んじることにした。

レトルトとは言え、三田屋なら高級品だ。(これが、初三田屋体験…)
「よーし、今夜はご飯を炊くだけの超手抜きで!」と喜んだら、
るーとのカレーは、別で作らねばならないことに気が付いた。
あるだけの野菜をコトコト煮て、るーと用のカレーの王子さまの
できあがり。完全手抜きにならず、少々ガックリ……
一緒に大人カレーを食べられるようになったら、楽ちんだろうな~。
(いただいたカレーは、ポークカレーの方が好みでした♪)

その後の検査 


るーとが退院してから、初めてとなる検査を受けに大学病院へ。
尿検査で蛋白が出なかったので、血液検査はしないことになった。
喉に軽い炎症が残っていたので、軽めの抗生剤が1週間分出された。
(ビニール製の薬袋は、初めてもらった。こんなのあるんだ~)
今度の通院は、3ヶ月間ほど空けた8月。るーとが4歳になる月。
特に問題がなくて、よかった。

絶食で診察に臨んだので、お腹がぺこぺこのるーと。
病院の近くで昼食をとり、百貨店の物産展などを見て回ってから帰った。
血液検査がなかった上に、「入院しましょう」「点滴しましょう」などと、
悪夢の再現にならなかったので、るーとの機嫌は終始よかった。
「今度は8月だって~♪」と次回の通院を楽しみにするような発言まで
飛び出した。病院に無縁なのがベストだけれど、こんな健康診断的な
通院なら、気が楽でいいよな~と私も思う。
8月も気楽に通えますように。

にっこりの顔 

2週間ぶりに、るーとを幼稚園の3歳児クラスに復帰させるつもりが、
できなかった。幼稚園までは行ったけど、断固拒否。私から離れる
ことを嫌がり、大泣き。結局、自宅へとんぼ返りすることになった。
こんなはずじゃ……
今まで普通に通えていたのに……
あの入院で、るーとは変わってしまった……

「幼稚園行かなくてごめんなさい。たーたん、にっこりして」

るーとが謝っても、にっこりどころか、返事さえしてやれなかった。
これっぽっちのことで、私の思考はぷっつりと停止……

時間が経ってから、ようやく頭が動き出し、るーとの気持ちを
考える余裕が出てきた。
なぜ「今日は幼稚園行くのしんどいか~。よーし、じゃ、元気な
時は、頑張って行こうなぁ」と言ってやれなかったのか。
たったの3歳、そんなこともあるある、と思ってやれなかったのか。
幼稚園の3歳児クラスに通い出した頃、るーとなら絶対に泣いて
嫌がると思っていた。私だけでなく、るーとを知る誰もがそう思って
いたのに、実際は泣くどころか、呆気に取られるほどあっさりと
教室に入っていった。次の日も、また次の日も、ずっとずっと。
それでてっきり、るーとは「大丈夫な子」だと思ってしまった。
少しぐらい嫌がる素振りを見せたとしても、わかるように話して
聞かせれば、「大丈夫な子」なんだと、勝手に思っていた。

入院後の「甘えん坊るーと」は、変化した結果ではない。
もともとそういう部分も持っていたのが、入院経験によって、強く
表に出るようになってしまっただけのこと。
平然と稚園に通い続けていたるーとも、本当は、不安や淋しさ
を必死に抑えていただけなのかもしれない。
母親に「大丈夫な子」だと思われているから、「大丈夫な子」で
いられるよう、頑張っていただけなのかもしれない。



夕食の「にっこりオムライス」は、ずむ君がるーとへ作った。
「にっこりして、にっこりして。ごめんなさい、にっこりして」
幼稚園からの帰り道、繰り返し言っていたるーと。
あの時、このオムライスみたいに、すぐに応えてやればよかった。

「にっこりできなくて、ごめんなぁ」
るーとに謝ると、「たーたん、もうにっこりなったん?るーとくん、
にっこりがだーい好きやねん。ふふふ」と笑った。
子供の笑顔には敵わない。敵わないのに、るーとは私の笑った顔が
大好きだと言う。怒っても怒っても、にっこりがいいと言う。
るーとにばかり頑張れは言えない。
1回でも多くにっこり笑えるように、私も頑張ろう。

念願ラーメン 


車で往復約2時間かけて、芦屋市の「日の丸軒らぁめん」へ。
ラーメン激戦区と言われている、国道2号線沿いの有名ラーメン店だ。
駐車場がない店舗が多い中、ここは裏に立体と平面の駐車場が
15台あるのが魅力。(JR芦屋駅からも近いけれど)




4年前に初めて食べて以来なので、かなりのご無沙汰だ。
当時、あっさりトンコツを気に入った私は、「よーし!今度来る時は、
野菜ラーメンにするで~!」と思い続けていたわけで……

↓念願叶ったり♪



4年も経つと味は忘れてしまったが、あっさりすっきりトンコツだ。
極細麺なので、スープが熱々のうちにチャチャッと食べてしまった方が
いい。豚々したトンコツが苦手なので、無難な仕上がりは食べやすくて
良いのだけれど、大盛りにすると後半飽きそうな感じ。
白菜・チンゲン菜・キクラゲ・タケノコ・しめじ・ニンジン……好きな野菜が
たくさんのっているのは有り難いが、スープとマッチしているかというと
微妙。野菜ラーメンは、ラーメンだけで野菜不足になるのを気にする人
(主に妙齢の女性)向きだろう。一言で言うなら「無難に旨い」。

木製の店内、オープン厨房を囲むようにカウンター席が並び、
壁際一列が、4~6人座れるテーブル席(5テーブル)になっている。
小奇麗でオシャレだし、BGMが大きすぎることを除けば、私好み。
3人以上の客や子連れ客がテーブル席を陣取っていたが、ベンチ
椅子が固定の上、テーブルとの距離が広いので、3歳児るーとが
座って食べようとすると難しい。(子供椅子・クッションは無し)
ずむ君の膝の上(先端の方)に座らせて、ちょうどいい感じ。
細麺のあっさりトンコツは、るーとにもウケがよく、取り分けた
子供茶碗に1杯以上、食べることが出来た。

ラーメンだけのために隣県に行き、食べ終わるとまっすぐ帰宅した。
芦屋まで来たのにトンボ返りとは、ある意味、けっこうな贅沢かも。
るーとが退院してから、ずむ君と「美味しいラーメンが食べたいね」と
毎日のように話していたので、1杯のラーメンで満足できた。
早い時間(5時台)にラーメンを食べ、空が明るいうちに帰宅した後、
るーとが「今日の夜ごはんは、なーに?」と聞いてきた。
「さっきのラーメンがご飯やってんけど」と答えると「えっ!?あれは~、
お昼と夕方の間のご飯でしょう?ほら外を見て。夜はまだでしょう?」
と、持論をぶつけてきた。えーっ、ラーメンはオヤツってわけ???
食欲が出てきたのは嬉しいけれど……こ、困った。

気になる壁紙 

先週の入院中、気になって気になって仕方のないことがあった。

それは……



小児病棟の病室の壁紙。
最初は「白黒のイラストが点々としている」ぐらいしか認識しなかった。
部屋に落ち着いて、よくよく見ると、イラストはイラストだけれど
モチーフは絵の具のチューブとネコだ。

妙にこれが、気になる!!!!




ネコがチューブからにゅるりと絞り出されているデザイン、これが病室の
壁紙になっていることを、気にせずにいられますかって!
どのネコも頭から出て、尻尾が最後になっている。
が、ひとつだけ例外があって(右下)、ぷるぷると震えていそうな手が
突き出ていたりする。

ネコがチューブから、ネコがチューブから……ううむ…………
タッチといい、発想といい、海外のデザイナーではないだろうか。




もっとよく見ると、普通に絵の具が出ているチューブもある。
絞り切ったチューブも、これだけ見たら普通だ。

中でも気になったのが、このネコ↓↓↓



ネコ、ふんばってる!!!
お間違いのないように!
チューブから練り出されているのは尻尾ですから。
産みの苦しみ真っ最中なのか、するするとは出られないようだ。
とすると他のネコちも、相当苦労して、出てきたという可能性がある。

ネコを眺め回した後に気になったのは、この壁紙を小児病室に選んだ
人のその心。「ボクたち!辛いのは今だけださ!ネコたちのように
自由(退院)を手にいれるまで頑張れ!」
そんなエールが込められているのか???
き……気になるぅぅぅ。(写真まで撮って、暇人やな~、私も)

3歳児るーとは、「黒いネコだなぁ、こっちはツブツブのネコだなぁ。
見て見て!このネコ頭だけしか出てないで~、ワハハ!」と眺めていた。
しょせん、壁紙。見方なんてのは、そんなんで、ええんかも。

きのこ一家 


きのこを使った料理が好きだ。
炊き込みご飯、味噌汁、あんかけ、天ぷら、うどん、ピザ、パスタ……
好き嫌いの多いるーとだけれど、きのこは好きで、離乳食を終えてから
パクパクすすんで食べるようになった。
(乳幼児はきのこ類を噛みきれないので、離乳食には使わない)

我が家では欠かせないきのこだけれど、好き嫌いは別れる食材だとも
思う。大好き!という人も多いけれど、大嫌い!という人も結構いる。
特に子供。「どんなに小さく刻んでも、シイタケは除けて食べる」
そんな子供は多いらしい。幸いるーとは、幼児にしては(多分)少数派
のきのこ好き。ガンガン料理に使えるのでありがたい。
シイタケ、しめじ、えのき、マッシュルーム、なんでもいけるが、ただ
エリンギだけはダメで、口に入れても噛めずに吐き出す。
ずむ君も「エリンギだけは、旨さがわからない」と言う。
旨さというより食感だろうと、食感フェチの私は思うのだけれど、
家族2人の反発を買うので、エリンギだけは滅多に買えない。
あ、マツタケも(懐の関係上)買ったことがないけれど……

徐々に色づく 


出かけた先で、たくさんアジサイが植わっているのを見つけた。
まだ何色の花が開くかわからない。
アジサイを見ると、5月の終わりを感じる。




こちらのアジサイは、ピンクに色づいている最中。
控え目な咲き方が、微笑ましい。




これは別の場所。フェンスから飛び出た枝に、赤い実が
並んでいた。こちらも色づきの真っ最中。
ホオズキみたいだけれど、季節が違うよね?何の実だろう?

花も実も色づけば、人も色づく季節……
昼前後という危険帯に、日傘を忘れて太陽の下を歩き回ってしまった。
何ともありがたくない日焼けにトホホ。

アタリとハズレ 

先週の入院前後に獲得した、懸賞の当選品。(応募者ずむ君)
その1……↓↓↓



リコリスのど飴1袋。飴類は、舐めないんだよなぁ、我が家。


その2……↓↓↓


天空烏龍茶500ml×3本。……3本?去年は1ケース当たったのに。


その3……↓↓↓は、残念ながら、落選の通知だった。


大阪モノレール車両基地見学会』、往復ハガキで申し込んだら、
返信ハガキで落選通知が届いた。
募集人員350名のところ、4000人の応募があったそうだ。
ずむ君は「ちっ…沿線住民じゃないから外しやがったな!」と悪態を
ついていたが、そのあたりの選別は公平でしょう、きっと(^_^;)

のど飴と烏龍茶は外れてもいいから、モノレールの見学会は当たって
欲しかったな~。私・ずむ君・るーと、3人の望みは共通なのだ。

るーとの入院(4) 


大げさに入院回想記を続けるのもどうかと思いながら(4)まで来て
しまった。これで最後にしますので(^_^;) 
※入院の話ばかりで、近況を放ったらかしにしていたら「ところで今は
大丈夫?元気なん?」とブログを読んでる友人から、問い合わせ(?)の
メールをもらうようになってしまった(汗)
ハイ、元気です、大丈夫です。ですので心配ご無用です~~~~。

緊急入院が決まってから、入院先の病院へ駆け込むまで、かかった
時間はちょうど1時間。診察券だけ握りしめ、着のみ着のままで向かった
わけで。そこから5日間、私は一度も自宅へは戻らず。(まるで家出)
気がかりだったのが、家で飼っている鳥のこと。(セキセイインコと十姉妹)
家を空ける直前、セキセイインコのカゴの掃除はしたけれど、十姉妹の
方は後でやろうと、手を出していなかったのだ。
餌や水替えは、ずむ君がやってくれるけれど、カゴは相当汚れたままに
なっているに違いない。退院したら、即掃除しなきゃ…と思って帰ると、
「ん?思いのほか、汚れていない……」むしろ、家を出た時よりキレイ。
おかしいな~、おかしいな~と首をかしげながら、掃除を始めると、
ドアの隙間から、ずむ君がニヤニヤしながら覗いている。
「ゆんさん、早速お掃除ですか?お疲れ様です。……おや?あまり汚れ
てないですねぇ。特にピヨコさん(十姉妹)の方がねぇ(ニマニマ)」
エエエーーー!ビック~リ!
ずむ君が頼んでいなかった鳥カゴの掃除までしてくれていたとは!!!

5日ぶりに戻った家は、普通にキレイだった。
掃除機はかけてあるし、風呂場も掃除されているし、冷蔵庫の中の
食品は整理されているし、普通ゴミ・資源ゴミ共に捨てたられて
いるし、ベランダの数少ない植木も水が遣られているし……
(洗濯物だけは、ずむ君の実家へ持って行っていたが)
細かいことを言えば、棚の上がほこりっぽいなんてことはあるけれど、
帰宅早々慌てて何かをしなければ住めないような状況ではなかった。
わが夫ながら、そのあたりは非常に心強い。
やるな、夫!さすが、夫!よっ、主夫の鑑!ヒューヒュー♪

なので、また何かあっても無くてもよろしゅうに。(←これが言いたい)

るーとの入院(3) 


入院中は、検査のたびにもらうシールで遊んだりした。
差し入れされたオモチャ(ミニカー)や絵本も、何度も楽しんだ。
受診や検査以外は部屋から出られなかったけれど、狭い空間で
るーとなりに楽しみを見つけていた。
窓から車や電車を眺めるのもそのひとつ。「見て!あっちからも
こっちからも電車来てる!ほら見て、早く!」いちいち呼ばれる。
鳩が横切ったというだけで「たーたん、見て!鳩よ、鳩!」と……

退院してからのるーとは、甘えん坊のままだった。
入院中の5日間、一度も家に帰らず一緒にいたけれど、
日常生活に戻ってからは、そうベッタリ過ごしていられない。
なのに「たーたん、たーたん、たーたん!」と、私ばかりを呼ぶ。
「たーた…あ。おとたん」と、ずむ君のことは呼び違えてばかり。
入院生活が与えたるーとへの影響は……大きい。大きすぎ。

家に帰ってからのるーとは元気そのものだけれど、中耳炎が
治っていないので、近所の耳鼻科通いを始めることになった。
(これがまた、泣いて暴れてスゴイんだ~……ハァ)
来週、もう一度、入院した病院で診察を受けることになっている。
血液検査はしないかもしれない。尿の数値が安定しているかを
見るだけではないかと思う。

入院を経験して、少しばかり、るーとに変化がみられるようになった。
以前から「これ食べへん、あれいらへん」と好き嫌いばかり言って
いたるーとだが、入院中、口を酸っぱくして「いろいろな物を食べないと、
元気な体を作られへんよ!また病院に行かないといけなくなるよ!」
と言い続けたことを、ぼちぼち理解し始めたらしいのだ。
「これ食べたら○○先生(主治医)、なんて言う?喜ぶ?もう病院
来なくていいですよーって言う?」と、苦手な物(特に野菜)を少量
ではあるけれど、口に運ぶようになった。
いつまで入院効果があるかはわからないけれど、偏食が体にとって
良くないことを、頭で理解し始めたのは大きな進歩だ。

病み上がり後は、子供の食欲がスゴイという話はよく聞くが、
るーとも例にもれることなく、モリモリ食べている。失った体重を
取り戻そうとしているかのようだ。(それでもまだマイナス1kg)
体力は落ちているようで、2時間ほどの買い物&散歩から帰った
だけでグッタリ疲れきっているが、それもすぐ取り戻すことだろう。
(私の疲労感の方が、修復に時間がかかりそうでヤバイ)
幼稚園の3歳児クラスは、来週から復帰しようと思っている。
長く休んでしまったから、最初はしんどいかもしれないけれど。
ぼちぼち、ぼちぼち、何事も。

るーとの入院(2) 


大学病院に移って、診察・尿検査・血液検査・レントゲン撮影を
済ませた。採尿以外は、るーとは大泣きだった。(一番暴れたのが採血)
採血が終わると、左手の甲に点滴針が刺され、病室では長いチューブを
ぶら下げた生活が始まった。それと共に、私の24時間付き添い看護
生活も始まった。双方、ドキドキハラハラの初体験だ。

るーとの病名は「急性肺炎」。
中耳炎と急性鼻炎も発症していることから、内科治療と並行して
病院内の耳鼻科へも外来通院を始めた。緊急入院が必要になった
けれど、恐れていた腎臓の疾患ではなかったことに、ほっとした。
抗生剤が効き、熱が下がれば、尿蛋白も治まりそうだ。
主治医の見解では、推定入院期間は4~5日。経過が順調なら
週末退院。よかった、何週間も治療にかかる病気ではなかった。

「たーたん、たーたん……」
病室でのるーとは、何度も私を呼ぶ。すぐ側にいても呼ぶ。
「もっとこっちに来て。抱っこ、抱っこ……」
初日は特にひどかった。看護師が検温や血圧測定に来るたびに
泣いた。昼も夜も、泣いてばかりだった。
大人の入院なら、エーイと開き直ってベッドに横になるところだろう。
子供はそうはいかない。慣れない環境に怯えまくっている。
「これ、イヤ……これ、イヤなの、取って取ってぇ」
包帯でぐるぐる巻きにされた左手。そこから伸びる点滴チューブを
外してくれと泣く。夜中、やっと眠ったかと思うと、突然「取って!
取ってぇぇぇー!」と泣き叫びながら起きる。
かわいそうに、怖い夢ばかり見ているに違いない。
悪夢ぐらい、代われるものなら代わって私が見てやりたい。
2日目、3日目になると、点滴生活にも慣れてきて、チューブに
絡まって転びかけることもなくなった。
点滴を外せとは言わなくなったが、代わりに、針がきちんと刺さって
いるか、看護師に点検されることをひどく嫌った。
左手には、一切触れてほしくないらしい。

入院3日目の午後、血液検査をした。(また泣き叫んで暴れたが…)
検査結果を持って主治医が病室にやってきた。
入院時、「7」と高数値だったCRP(炎症反応)だったが、
48時間点滴を続け、抗生剤投与した結果は「4.7」。
減ってはいるがまだまだ高い。主治医も思ったより減っていないと
感じたようだった。(素人予測では1か2ぐらいに減っているかと)
熱は37度前後、ほぼ平熱に近い状態で落ち着いている。
食欲も少しずつ回復を見せ、元気も出てきた。それなのに「4.7」、
う~ん……入院が伸びやしないだろうかと不安になった。
尿の方は順調で、もともとあった潜血がプラス1以外、蛋白・
ケトンは「0」になった。CRP以外は順調だったので、主治医は
明日15日(木)に点滴を外し、一晩様子を見て問題がなければ
16日(金)に退院しようと言ってくれた。よっしゃ!予定通り!

相変わらずるーとの「たーたん、たーたん」は続いたけれど、
3日目・4日目になると、少しの時間なら病室を離れても、
るーと一人で待っていられるようになった。
「洗濯に行ってくるから、ちょっとだけ待っててね」
「早く帰ってきてよ。早くよ。バイバーイ、バイバーイ!」
初日は、私が部屋に付いているトイレに入るだけでも泣いたのに。
点滴が外れると、るーとの元気は一層増し、個室から出ることは
許されていないが、部屋いっぱいに動き回って遊ぶようになった。
そして、4泊5日の入院生活に終止符を打つ、退院日の朝が
やってきた。過ぎてしまえば、短い入院だったように思う。

※後ほど、るーとの入院(3)に続けます。

るーとの入院(1) 


そもそもの始まりは、去年11月のるーとの3歳児健診だった。
「へ~、今どきの採尿器って、こんななんや!」
広げるだけの簡易コップに尿を取り、スポイトで吸い上げ、先端を火で
溶かして封じるか、折り曲げて輪ゴムで止めるというしくみ。
私が子供の頃は、寿司についてくる醤油容器みたいにキャップをくるくる
締めるタイプのものだった。こっちの方が低コストで作れるのだろう。
ふむふむ、30年も経てば、変わるもんやな~…などと、面白がって
採尿前に撮った写真がこちら(↑)。
そして健診の結果が、思いもよらぬ「血尿(尿潜血)」だった……

その後、市内の大学病院で検査をし、経過観察のための通院
していた。血尿といっても、るーとの場合は尿に血が混じっている
以外には症状がなく、「無症候性血尿」と呼ばれるもの。
つまり「ようわからへんけどオシッコに血ィ出てるわ。でもまあ、
このぶんやと大丈夫やろ」というのが、無理やりついた病名だ。
これで尿に蛋白なんぞが出始めると、腎炎など、腎臓の障害が
疑われ、小児腎臓を専門とする担当医の本領発揮となるわけだが。
経過観察も、「血尿は構わない、蛋白が出ていないかをこまめに
チェックする」ためのもの。
担当医は「健診で血尿で引っかかる子供は50人に1人ぐらいいる。
そのうち重篤な症状が起こるのは、さらに50人に1人ぐらい」と言い、
るーとは大丈夫な方の49人だという見方をしているらしかった。
それが私にもわかったので、いつ調べても尿蛋白が「0」としか出ない
るーととの通院は、とても気楽なものだった。

GW明けの翌日、5月7日、幼稚園帰りのるーとが発熱した。
咳や鼻水を伴い、39度台の熱が下がらない。
掛かり付けの近所の小児科で見てもらったら、尿には潜血に加え
蛋白も出ていることがわかった。(血尿のことは小児科で把握して
くれている)「蛋白は熱によって出たものだと思われます」とのことで
4日分のフロモックス(抗生剤)が出た。ところが、いつもなら
出された薬を飲みきることなく回復するるーとが、今回ばかりは
一向に良くなる気配がない。熱も38度と39度を行ったり来たり。
咳と鼻水だけだったのが、目脂や充血まで現れ、顔じゅう分泌物に
まみれ、拭いても拭いてもカピカピになってこびりついた。
食欲もない。水分もろくに取れない。やっとのことで少し食べたかと
思うと、咳こんだ時に吐いてしまう。「ちょっとこれ、まずいね……」

5月12日の月曜日の朝、小児科へ駆け込んだ。
全く症状が改善されないどころ、ひどくなっているるーとを見て
先生も驚いた風だった。尿検査に加え、血液検査もした。
結果はすぐに出た。尿潜血・蛋白・ケトン、共に数値はマックス。
血液検査ではCRP(炎症反応)が「7.2」と出た。
健康体ならCRPは「0」。体のどこかに炎症があって、通常(+)
と判定されるのが「4~5」。「7」はものすごく高い。しかも、抗生剤
を飲み続けていて「7」が出るのは、考えられないようだった。
先生の顔色が変わり「至急、入院が必要です。○○大学病院がいい
ですよね?」と、るーとが通っている大学病院の名前を上げた。
私たちは、先生がてきぱきと紹介状を書く様子を眺め、電話で
入院の交渉をするのを側で聞いていた。大学病院側は「今から入院」
という要請をすぐには飲めないようで、「受け入れOK」が出るまでに
ずいぶん時間がかかった。
通院履歴がなければ、即刻、断られていたケースだと思う。

やりとりを聞きながら、内心ほっとしていた。
るーとの4日間の様子を見て、大きな病院に回して欲しいと思って
いたからだ。「もう少し様子を見ましょう」などと粘られるのが、一番
困ると思っていた。すばやく転院・入院の運びとなり、入院の大変さ
を煩うよりなにより、先生の決断の速さに感謝した。
この時、ずむ君同伴の診察だったので、一旦診察券だけ取りに帰宅し、
そのまま大学病院まで車を飛ばした。どれだけの入院になるかわから
ないので、必要な荷物は後で取ってきてもらうことにした。
過去4回来ている病院なので、勝手はわかっている。るーとも「ああ、
ここか」という落着きを見せていた。初めて中に入ったずむ君だけは
「でか~~~!ドラマで見る病院みたいや!教授回診とかありそう!」
と、病院の規模に驚いて、落ち着きがなかったけれど……(苦笑)

ただいま! 


大きな紙袋ふたつを車に積んで、病院から自宅に帰ってきた。
ヨドバシカメラとLABI1なんば(ヤマダ電機)、電化好き好きセットで(笑)

洗いものは少量しかなく、帰っても普通に洗濯機を回すだけで済んだ。
入院中、家からありったけの着替えを持ってきてもらうことも考えたが、
るーとの着替え量が半端でなく、すぐに断念した。
こまめに病棟内のコインランドリーに行って、洗濯・乾燥は毎日した。
汗をかいた、排尿に失敗した、嘔吐した、食べこぼし飲みこぼし……
それはまるで、ファッションショー並の着替え量だった。
点滴を差したままなので、着替えのたびに管を外すという看護師の
手が必要だったけれど、これは仕方がない。
るーとの症状が落ち着いてくると着替えの量も少しは減った。

入院中の物資運搬係兼見舞い係のずむ君は多忙だった。
自宅→仕事→自宅→病院→自宅……の毎日。
仕事が早く終われた日は、昼頃から夜まで病室にいた。
「体壊すよ、明日は来なくても大丈夫やから休んでて」そう言っても、
「いやいや、何をおっしゃる、一番大変なのは奥様なんですから!」
「いえいえ、旦那様こそ、大変でいらっしゃいましょう!」
コントみたいな押し問答になるだけで、ずむ君は毎日やってきた。

そういえば、私がるーとの出産で入院した時も、看護師が驚く
ほど(1日2回とか)頻繁に顔を見せ、日中ずっといる時もあった。
おかげで「あそこのご主人、どうやら無職で大変らしい」などという
噂が看護師間で立ってしまった。自営業だから融通を利かせて
手が空いた時に来ていだけだけれど、「収入がない大変な時に
出産が重なって気の毒な一家」に思われているとは、心外を通り
こして、ただただ可笑しかったっけ。

そんなこんなで、病院に出入りし続けていたずむ君だったが、
退院前日の見舞いの時に「喉が痛い…」と言い出した。
「せっかく治ってきたるーとくんにうつすといけないから」と言って
その日はそそくさと帰って行ったが。
感染源がるーとか病院内のウイルスか、はたまた疲労からくるもの
なのか定かではないが、私もずむ君も、いつ体調を崩してもおかしくない
環境に居続けたのは確かなわけで。退院の迎えは要らないと言っては
みたが、「いや。迎えに行ってから耳鼻科に行く」と言って、喉を押さえ
ながら大荷物を持ち、退院手続きなどをこなしてくれた。
帰宅するや否や「行ってくるわ」と耳鼻科ダッシュ、帰宅するや否や
昼ごはんをかけ込み、「行ってくるわ」と仕事にダッシュ。
……大丈夫かいな。

退院はしたものの、どこか万全ではない我が家。
また病をクルクルと回しあってしまう可能性もある。
5月後半は、のんびりゆっくり無理せず行くことにしよう。

退院日の朝食 

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【ケータイより】退院の朝を迎えました。晴れていてよかった!
病院の朝ごはん(幼児食)は毎回パンです。
パン、ジャム類、チーズ、牛乳で以上!
付添人の食事は出ません。コンビニorパン屋の持ち込み食です。
ジャムパンを食べていたら、るーとに奪われました(笑)
残念なことに、今朝のジャムは、あんこ&マーガリン……
私やずむ君に似て、るーとはあんこが嫌いなのです。

食事制限はありません。
ダウン前半の栄養を点滴に頼っていたるーとは、「食べられるなら
アイスでもジュースでも何でも食べさせて!」と言われる状態でした。
14kgあった体重は、たった4日ほどで1kg減り、ズボンがゆるゆるに
なりました。後半、食欲が戻ったので、減った体重はいくらか回復して
いるとは思うのですが。

昨日の昼前、るーとの点滴が取れてから、病室への人の出入りが
めっきり減りました。今朝はまだ誰も様子伺いに来ません。
静かな親子時間です。
もうしばらくしたら、ずむ君送迎車が到着するかと思います。
耳鼻科で診察を終えたら、家に帰ります。
週が明けても通院は残りますが、入院と通院では天と地ほどの違い
を感じます。地上を走る車がミニカーのように見える超高層階の病室は
「天」、我が家は「地」、意味は逆ですが、その方がピッタリ来ます。

今、担当医の女医さんが顔を出して帰られました。
「退院だよ~!」と言われても、るーとはニコリともせず固まったまま
でした。内心は退院する気は満々なのに(笑)
寝起きの第一声は「たーたん!今日はどこ行くの!?」でした。
第二声は、自分のパジャマを指し、「お外の服にしないと、帰れられ
へんのにー!」でしたから。

では、次のブログ更新は帰宅して落ち着いた頃にいたします♪

入院4日目 

20080515064006
【ケータイより】
枕が変わろうが無かろうが、座っていようが立っていようが、どこでも
眠れるのが自慢の私ですが、子供の付き添い看護は無理ですねぇ。
うなされる・泣く・咳込み・嘔吐・排尿・ナース巡回……
24時間点滴のるーとの傍ら、簡易ベッドで寝ているわけですが、
まとまった睡眠はとれません。
もちろん、1番しんどい、るーと本人も細切れ睡眠なわけですが。
それでも今朝は2時間ほど、記憶のない時間(完全睡眠)を持てました。
それだけで「うっひゃ~、めっちゃ寝れた♪」とすがすがしい気分です。


病室は個室で高層階(超高層階と言えるかも)なので、見晴らしは
展望台級です。起きがけにはブラインドを半締めにしておかないと、
朝日を浴びた外界が眩しすぎてクラクラします。


昨日、ずむ君が私のオモチャ(カメラ)を差し入れてくれたので、
空いた時間にパチリパチリ撮り納めていこうと思っています。
主治医の見立てでは、退院は明日予定となっていまして。

「帰りたい!」などとは言わないるーとですが、不意に「たーたん(私)
とるーとくん、ここのお家(病院)ばっかりばっかりやねぇ……」などと
つぶやいたりするので、かえって胸が痛みます。
相当、がんばっています。

大病院の小児病棟で過ごしていると、4、5日の入院なんていうのは
短い方だというのがわかります。
ここで“暮らしている風”の子供たちを何人も見かけます。
それでも、退院したら何がしたいかと聞かれるならば、「普通の暮らし
がしたい」と答えたいです。

4日目の朝が始まった気配が、病室の外でしています。
巡回の看護師の挨拶の声、赤ちゃんの泣き声なんか聞こえます。
るーとも目覚めました。朝の第一声は「おはよう」ではなく、「たーたん、
抱っこ」。私も始動します!

追伸:ブログに下さったコメントは、嬉しく拝見しています。
外から遮断された生活なので、ちょっとしたあたたかい言葉が
身にしみますです、ううっ(ノ_・。)

入院3日目 

【ケータイより】日付が変わって、ただ今5月14日(水)真夜中……
先週の発熱後、ダウンしたまま週明けを迎えた息子るーとでしたが、
月曜午後に市内の病院へ緊急入院することになり、3日目の朝を
迎えるところです。
突然のことで、HPやブログは手が付けられないまま放置せねば
ならなくなりました。(るーとが入院するのは初めて、もちろん、
泊まり込みの付き添いをするのも初めてでして)
物資運搬係のずむ君に支えられ、なんとか無事に乗り越えています。
留守番の鳥たち(スイ・よっちゃん・コゴロウ)も元気なようです。

入院時は退院の見通しが立たなかったのですが、明日か明後日には
退院できる雰囲気に……(今日の検査結果次第!)。
先が見え、ほっと一安心できたところで、ケイタイからブログ更新すること
にしました(^-^)コメント下さった方へのレスは帰宅後にいたしますので、
もうしばらくお待ちくださいませ。

病室の窓の向こうからは激しい雨音、雷鳴が響いてきます。
あと少し、あと少し……るーとと共に頑張ります。

病人の傍らで 


昨日から、るーとダウン。39度台から熱が下がらない。
朝、小児科に行ったが、中耳炎にかかっていることが判明。
幼児には多い中耳炎だけれど、るーとがかかったのは初めて。
まあ、中耳炎ならば、治る時が来れば治るだろう。
今回、最も気になっているのは、尿検査結果の数値が悪いこと。
ここ数ヶ月、元気続きで来たけれど、どうも我が家は春から夏へ
移り変わる時に、体調を崩すことが多いようだ。
(今のところ、大人2人が元気なのが幸い)

水分も食べ物も、ほんの少ししか採れないでいる。
るーとのぽっこり出たキューピーお腹が、今や、しわくちゃの
ペッタンコ。眠っても眠っても、うなされるようにして目を覚ます。
泣きながら「鼻~ッ!(鼻水が出た、拭いて)」などと要求するの
だけれど、何を言っているのか聞き取れないことも多々ある。
「○▽~×◎□!!!」
「喉渇いたの?お茶か?」
「○▽~×◎□!!!」
「聞いてあげたいけど泣きながらだとわからへんよ!」
「○×………(ヒックヒック)」
「……………」

少し待つと、しゃくり上げながらも口を開いた。
小さな声でるーとが言った言葉は、「手をつなぎたい」……

手。私の手。予想外の要求に、思わず涙腺がゆるんだ。
熱を持ったるーとの手を握りながら横になると、あれほど
呼吸を乱して泣いていたのが嘘のように、静かになった。
胸の上下に合わせるように、まぶたの開閉もゆっくりに
なったかと思うと、そのまますっと閉じた。
熟睡はできないかもしれないけれど、オヤスミ。

病んでいる人の側にいると、普段は考えないことが頭を占める。
良いことも、良くないことも、あれこれ思って考える。
不意にぽっかり空いた時間を、今はそうやって過ごしている。

鉄カフェで〆 


GW最後の日は、鉄カフェ堺店へ。
私とるーとは8ヶ月ぶりで3度目。ずむ君は初回以来の3度目。
混んでいるかもしれないので、開店直後に電話をすると、
2~3時なら運転席が空いているとこのこと。
やはり連休は予約客が多いようだ。電話をして行って良かった。
るーとが選んだ運転車両の「明星」は、調子が悪く、走行中に
何度も停まってしまった。やむなく別車両に。




「新北陸色」の3両も、全然ダメ。うんともすんとも動かない。
結局、隣の線を走っていた元気のありそうな「雷鳥」に変更。
棚に並んだ車両を見ても、「故障」の張り紙が多く、鉄道模型の
メンテナンスの難しさを感じさせれらた。趣味用の模型を、業務用で
ジャカジャカ走らせるのは、精密機械の模型には負担なのかも。
かと言って、○万円もする車両をこまめに買い換えるのも、負担
だろうし……鉄カフェ運営も色々と難しそうだ。(しないけど・笑)




壁面にドーンと構えている堺店のシンボル、緑色の路面電車。
3度目ともなると慣れたもので、るーとは一人でサササと運転台に
上がる。運転士帽をかぶり、計器をカチャカチャせわしくなく操作。
マイクを手にとり「次は、しんおおくご~(新大久保)」とアナウンス。
新大久保は、るーとがお気に入りの駅名で、最近何かと口にする。
「今日はどこ行きたい?」と聞こうものなら「しんおおくご!」と即答。
ご存じ新大久保は、東京山手線の駅名だ。簡単には行けない(=_=)

35階でランチ 


吹き抜けから鯉のぼりがぶら下がっている、ヒルトン大阪。
「連休中、どっこも遠出せーへんのやし、ホテルランチバイキングでも
行こか」と、家族3人、大阪キタに繰り出した。
(GW中のディナーバイキングはお高いのでランチの方で…)

曇り空で時おり小雨がパラパラという、展望向きではない日だが
開放感があり景色のいいところで…と、35階のラウンジへ向かった。
ヒルトンは冷やかしで通過したことがあるぐらいで、食事を
するのは今日が初めて。35階に上るのも、もちろん初めて。
思った以上に大人な雰囲気の漂う入口で躊躇するはめに。
夫婦2人なら構わないけれど、3歳の幼児連れで大丈夫だろうか?
空席はたくさんあるらしいが、外からでは客層までは判別できない。
しかも、11時半からだとばかり思って11時20分に店の前に着くよう
行ったのに、GW中は11時からとと13時からの完全二部制。
今入店すると、12時半には席を立たなければならない。
ホテルバイキングを約1時間しか過ごせないなんて、もったいない!

入口でぐずぐず悩んでいたら、店員がやって来て「窓際のお席は
13時からのご予約がありますので12時半までですが、中の方の
お席でしたら、二部終了の14時半までごゆっくりしていただけます」
とアドバイスをくれた。眺望のいい席は約1時間、外が見えない席は
3時間……なんちゅう極端な!余計に悩む~~~~(~▽~;)




他の店に替えるという手もあったが、せっかく来たのだし、
窓際の席でミッチリ1時間、集中して食べることにした。
(大人4,042円、4歳~2,310円。るーとはまだ無料♪)
幼児なら2人は並んで座れそうな、ソファ型の椅子。
北側の席で、スカイビルや淀川、眼下にはJRの線路が見渡せる。
窓が大きいので、多少の天気の悪さは気にならない。
乳児や幼児、小学生の姿も見られ、ほっとした。




料理はラウンジらしく、大人っぽい雰囲気。
味付けに個性があるので、飽きずに食べ続けられる。
温野菜に生野菜、前菜仕様など、サラダの種類が多くて嬉しかった。
冷たい飲み物がディスペンサーで、100%のジュースは別料金だった
ことと、デザートに甘いものが多かったのが少々残念なところ。
あと、寿司!桶に少ししか来ないので、あっという間に握りはなくなり、
カッパ巻きしか食べられなかったのも若干の悔いが。
あー、これで、開店の11時に入れていたら、申し分なかったのに!

るーとは眼下を走る電車に夢中。
「はまかぜ!」「サンダー!」次々に列車名を言い上げる。
リアル高級鉄カフェ…ですな(笑)




バイキング終了後は、水と花がいっぱいのヒルトンプラザの
地下などを散策しながら、地上へ。




半袖だと少し肌寒いが、歩いているとちょうど良い。
太陽ギラギラの街中より、断然過ごしやすい。
梅田貨物駅沿いを歩きながら、使い込まれたコンテナを見物。よく見る
城東貨物で運ばれるコンテナとは、顔ぶれが異なるので面白い。
敷地内には「中古コンテナ売ります」なんて看板もある。町中で古い
コンテナを物置代わりに使っているのは見たことがあるが、中古の
コンテナ……販売価格はいかほどなのだろうか?○万円?

梅田スカイビルに到着すると、空中庭園の真下に鯉のぼりが何匹も
ぶら下がり、強風にあおられ踊り狂っていた。イベントのハワイアン
ダンスショーを見てから庭園で遊び、その後、混み合うヨドバシカメラに
寄って、我が家の「子供の日」はこれにて終了!

友人の実家訪問 


近鉄奈良線に乗って、奈良市の実家に里帰り中の友人を訪ねた。
比較的新しめの住宅と、昔ながらの農家系の住宅とが、川や畑を
挟んで建ち並んでいる。友人の実家は“昔ながら”の方。
裏庭には大きな木や、ちょっとした丘(斜面)もあったりして、
赤の他人の私を、田舎に帰った気分にさせてくれた。
(私は典型的な町の核家族家庭育ちなので、実家はあっても、
故郷や田舎と呼べるような場所は無いのです…)




里帰り中の友人には、去年末に誕生した第二子がいる。
今回の訪問目的は、この赤ちゃんの出産祝い。
思いもよらぬ早産で、1ヶ月半も早くに生まれてしまい、病院生活の
長かった赤ちゃん。生後4ヶ月になるけれど、大きさは予定月齢通りの
2~3ヶ月ぐらい。順調に成長していて通院も終了したと聞いて、
安心して抱っこさせてもらった。
幼児サイズはひょいっと抱き上げられるけれど、腰が安定していない
赤ちゃんを抱くのはぎこちない私。抱かれる赤ちゃんも迷惑そう。
「赤ちゃんの腕をこっちに回して……そうそう、その方が安定するよ」
見かねた友人に、抱き方指導をしてもらうハメに。あー、情けなや。




庭で採れたイチゴをいただき、るーとが持参したトミカ20台(持っていき
すぎ!)で子供同士でワイワイにぎやかに遊び、夕方にはお寿司まで
ごちそうになってしまった。いくら・えび・まぐろ……バランス無視で、
メインネタばかりに手を伸ばす、正直すぎるほど正直な子供たち。
巻物、握り、巻物、握りと交互に箸をつけた私は、大人やなぁ。

「遠いところをありがとうございます。また来てくださいね」
友人の母上の言葉を真に受けたるーと。「また来て言うてたから、
明日も行くわ!」と、連続訪問する気満々に。居心地がよかった
のはわかるけれど、いくらなんでも「明日」は無いっす(=_=)

昼マック一家 


「メガマックを食べてみたい」と言う、夫ずむ君。
我が家のGW初日テーマは、『マクドナルドで昼ごはん』に決定!
家族でマックへ行くのは久しぶりだ。

学生時代にファーストフードでバイトをしていた時、レジ対応中で
客が「○○ハンバーガーの……えーとえーと……」と言いながら
カウンターメニューや壁面メニューをきょろきょろ見回しているのを
見て、「セットメニューはこちらでございます」とメニュー表を示しな
がら「ここに載っているいるのになぜわからないんだろう?」と
不思議でたまらなかった。でも、今や、私がその客状態。
「セットの飲み物の種類は……えーとえーと」
「○○バーガーの単品の値段は……えーとえーと」
右へ左へ上へ下へ、きょろきょろ、きょろきょろ。
第一要因は、不慣れ。第二要因は、……年か!?
メニュー表から見つけたいものが見つけられない時、
レジ対応しながら首を傾げていた20歳の自分を思い出す。

生で見たメガマックは、思ったよりもコンパクトにまとまっている。
ずむ君が大きな手で持つと、普通のハンバーガーみたい。
のけぞるほどのデカさを想像していたのに、な~んだ、これなら
私でも食べられそうだ。(ビーフパティは4枚も要らんけど)
ちなみにるーとは、ハンバーガーは食べない(=_=)
ハンバーグ嫌いだから魚ならどうだろうかと、フィレオフィッシュ
にしてみたけれど、ダメだった。目覚めはまだ来ず。
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